円安、少子化、GDP５位、過熱する中学受験、日本を取り巻く最近のニュースは、残念ながら、明るい未来を想像させてくれません。

そんな中、我々親ができることは、なんでしょうか。我が子には、日本を飛び出し、世界で活躍できるパスポートを持たせてあげたい。

教育こそ、我が子に残せる最強のパスポートです。

問題は、どのような教育を選択するかです。

この問いを考えたとき、教育を選ぶということは、フィロソフィーを選ぶことにほかなりません。

海外留学も、教育移住も、海外駐在を機にお子様がインター校に通うことも、お子様が英語を学ぶことが目的ではありません。

語学の、その先にある、世界基準の学問を学ぶことです。

インター校は、日本でも最近話題になっているIB（国際バカロレア）教育をはじめ、様々な国際カリキュラムが用意されています。

人種、民族、宗教など違う背景を持った子供達は、ダイバーシティ（多様性）の環境の中、自ら学びを進めていきます。

その学習の過程で、他人との違いを知り、自分らしさ（アイデンティティ）を認め、自己を確立していくことができます。

また勉学と並行して、スポーツや芸術など様々な分野で活躍の場が与えられ、褒められることで、”やればできる！”という自己肯定感を育みます。

この全人教育こそが、我々親が、教育に求めるものではないでしょうか。